労務動員について知っておくべき基本事項と基礎資料3 奴隷的労働 暴力・リンチ 韓国人の証言・日本人の目撃証言
望まぬ職場に連れて行き、労働させるのだから、そこには暴力が必要となった。
韓国人・朝鮮人の証言
①『証言 強制連行』 金賛汀キムチャンジョン
「軍隊式にビンタ」「皮のベルトで殴られる 休もうとすると殴られる」「体の弱い人や力仕事ができない人には地獄」「病死した人もいた」
暴行やリンチを見ていた日本人の証言
①『我、国に裏切られようとも』村上正邦
②『柳寛順の青い空』 早乙女勝元
③『戦争を知らない世代へⅡ㉑佐賀編 強制の兵站基地
炭坑・勤労報国・被爆の記録』1985.8
新開秋雄 貝島炭鉱(高倉炭坑) 「杖で殴られる」
「見つかると半殺し」「私たち日本人は、このような仕打ちは受けませんでした」
「兵隊の方がまし」「出勤率が下がると寮長の責任に」
「朝鮮の人はよく叩かれていた」
西島三千代 「殴る蹴るの暴力」
石内ミヨノ (佐賀炭鉱→杆島炭坑)
中原静子 杆島炭鉱 1944年~ 電話交換手
「木刀で叩く 虐待」
山脇繁作 杆島炭坑 坑内夫
「会社から、働かなかったら殴っても蹴ってもいいと言われていた」